2009年6月27日16時東京渋谷 ku ロング・インタビュー (5/5)

| | コメント(0) | トラックバック(0)
IMGP0225.JPG

IMGP0227.JPG

takaakik:
普段は普通に9時5時で働いてるんですよね。

ku:
9時5時で働いてますねえ。いや6時。

takaakik:
週5?

ku:
週5。

takaakik:
じゃあ iview とか作ってるのはそれ以外の時間ってことですよね。土日とか。

ku:
今日もやってました。

takaakik:
すごいですよね。ku さんに限らないですけど tumblr まわりのプログラム書いてる人って普段ふつうに仕事してるじゃないですか。
普段仕事でもプログラム書いてるのに空いてる時間もプログラム書いてるんですよね。

ku:
でもプログラム書いてる人ってみんなそんな感じなんじゃないですかね。

takaakik:
ku さんは勤め人じゃなくていずれは自分の書いたソフトだけで食べて行きたいと思いますか?

ku:
あー。それもないかなー。ひとりで仕事しててもダメなタイプだと思うんですよ僕は。いろんな人と一緒に仕事をしないと駄目じゃないかなあ。

takaakik:
仕事とプライベートで別々にプログラム書く生活が気に入ってます?

ku:
一番理想的なのは仕事で素晴らしい仕事ができることですね

takaakik:
仕事として自分がプライベートでやっていることができるってこと?

ku:
自分でやっていることというか、仕事でやっていることが素晴らしいことでそれに100% 時間が使えるっていうこと。今は全然そういうのとはほど遠いので。

takaakik:
そいうのはみんなどう思っているのかしら?結局体力があるうちは例えば会社から帰ってきてから寝ずにプログラムとか書いたらいいのかもしれないけど、そうやっているだけではやりたいことが仕事になるっていう風にはなかなかならないんじゃないか。

ウェブ業界は昼間の仕事でそこそこ稼げるのて、そのへんが例えば美術とか音楽をやってる人とかと違うところだとは思うのだけど、逆に儲からない人たちは分岐点が早くきて、やめる人はもう20代とか結構早くにやめちゃう。でもプログラマもでも先延ばしにはなるけど結局遅かれ早かれ選ばなきゃならなくなんじゃないかと思っていて。

ku:
んー。

takaakik:
でも ku さんまだ実は体力あるんですよね。

ku:
(笑)

takaakik:
寝てます?一日何時間ぐらい寝るんですか。

ku:
五時間か六時間ぐらい。

takaakik:
結構遅くまで書いてますもんね。

ku:
んー。

takaakik:
あんなに楽しそうにぎりぎりプログラムを書いているの人が多いのって、コンピュータの世界ってのは人材が集まっている気がする。

ku:
人材が集まってるんじゃないですかね。

winny 事件のときにすごい面白いと思ったのが CPU でどれだけ計算できるかっていうのを英語だと computing power っていうんですけど computing power ってリアルにパワーなんだなって思って、computing power で向こうの人が持っているものをこっちにコピったりしてたら警察の人がへまをやってあの騒ぎになって、computing power のせいでリアルなパワーが動く。ああいうリアルなパワーを持っている人たちは今まで挑戦されたりしたりはなかったわけじゃないですか、少なくともここ三十年ぐらいは。警察っていうリアルなパワーが computing power に翻弄されているところが computing power はほんとに実際パワーなんだって思いました。そうやって考えると今一番パワーを持っているのはコンピュータなのかもしれない。だからそういう意味だと一番おもしろいのかもしれない。

takaakik:
なにか新しいことをしたい人が例えば今中学生なら昔だったらギターを持ってたかもしれないけど、今だったらコンピューターに行くんじゃないかなって思ったりします。

ku:
アートといえば NTT のやっている ICC にウェブ API を使った作品が並ぶ展覧会があって見に行ったんですよ。やっぱり3割ぐらいはつまらなくてでもなかに1割ぐらい面白いものがある(1割と3割以外は印象に残らない)でやっぱりなんかほんものは違うなと思いました。

アマゾンのメカニカルタークっていうサービスがあるんですけど、あれを使ってみんなに羊の絵を描いてもらう作品があって確か一枚1ドルだったかな?それで一万枚、一万枚は多すぎるか、 千枚ぐらい羊の絵があって、もちろん技術的にはつまんないんだけれども、でも作品として仕上がってておもしろいと思ったんですよ。

エンジニアだとものとして仕上げられないよなって。というかエンジニアってそもそもものとして仕上げるっていう意識がない人が多い。使うと普通に便利だと思うけどみてもどうやって使っていいかわかんないんですよ、ぱっと見ただけでは分からないし結構いろいろ使い方をウェブで調べなきゃいけない。エンジニアってプレゼンが必要だってのが知らない人が多いのがほんとにもったいないと思います。

割と自分もそんなだったんですよねー。でも大学二年のときに出会い系サイトを作りたいって人に出会って、でその人が出会い系サイトっていかにも怪しいのが多くて、えー絶対こんなサイトで出会いたくないっていうデザインなんだって言ってた。だからポストペットみたいな出会い系サイト作りたい、明るい感じで普通の女の子でも見たくなる様なって、でそれを聞いて、あ、見ためって大切なんだーって思って。


トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 2009年6月27日16時東京渋谷 ku ロング・インタビュー (5/5)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://takaakik.com/mt/mt-tb.cgi/71

コメントする

Related Posts Widget for Blogs by LinkWithin