ハロー台北 その2

| | コメント(0) | トラックバック(0)


信号機は、大阪式。
デジタルで秒数が表示される。
大阪のは青になるまでの時間が出るけど、こっちのはあと何秒で赤になるかが出る。
でもせっかちな大阪人と比べれば、こちらの人は穏やかな印象。
地下鉄の駅のホームでも人がなんだかのんびりしていて、殺気立ったりしていない。

道を横断するのでも、歩道橋を使ってゆっくり渡っている人が結構いる。



地下鉄で DS やってる女の子が麻雀ゲームしてた。
飛行機で横に座ったビジネス・マンもおもむろに iPhone を取り出すと麻雀ゲーム。
テレビではセクシー・タレント風の四人が雀卓を囲んでいる。



西門にも行ってみたが、若者の流行を追うようなこういう街はどこに行っても似ている。
日本なら原宿渋谷、韓国のソウルの明洞とか。

人気のあまりない映画街を抜けて川に出る
誰も散歩なんてしていない。
川沿いの道をバイクがびゅんびゅん。



宿に帰ると適当に付けたテレビで映画がやっていた。
画面の作りが繊細でひきこまれる。
中国語の字幕が付いているのでかろうじて筋は追える。
(日本人は中国語がしゃべれなくても普段漢字を使っているので、文字なら意味が少しわかるのだ)
というか筋自体は典型的なメロドラマでわかりやすい。

「長假」
(日本のドラマ「ロング・バケーション」の中国語圏での名前と同じだがあれではない)

台北の下町、主人公は女、怠けものの屋台引きの夫は屋台をほったらかして近くの公園でばくちばっかりやってる。小学生の息子がひとり。彼女は働きづめに働きながら家事もこなして家族の世話をやく元気でやさしいがんばるお母さんなのだが、実はガンで余命いくばくもない。そのことを家族に内緒にしながら、残された数ヶ月を噛み締めるように過ごす、という話。

normal_1211774372.jpg

映画らしい映画。台北の曇った空、空気感がフィルムに映りこんでいる。
役者も最近の日本の映画やテレビ・ドラマみたいな演技じゃなくて、リアリティーがある。
描写にひきこまれてくいいるように見ていたら、あっけなく終わる。

帰国してから検索してみたら映画じゃなくて、ドラマだと知ってびっくり。
そして鄭芬芬という若手の女性監督が撮ったと知ってさらにびっくり。
しっかりとした構成でそんな若い女性監督が撮ったなんて思わなかったというのは偏見。

テレビ局のサイト
長假-公視人生劇展-新浪部落

日本語の記事
人生劇展 母親系列

「公視が製作し放送している「人生劇展」は長寿番組だが、
総じて視聴率は低いものの高品質であるという印象がある。
今年の母親シリーズにおける俳優の表現やストーリーは
これまでに比べて更に人を引き付ける力が強い。
6/1の澎恰恰、萬芳主演の「長假」の視聴率は1%に迫り、
ネットではここ10年の人生劇展で最も"泣ける"作品だと
称された。」

実は台湾映画、一時期あんなに日本ではやっていたのに(侯孝賢とか)ちゃんと見たことがない。
旅行前もあまり予備知識を持つのはまずいかと思って見ないようにしたのだが、これから見てみようかな。


トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ハロー台北 その2

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://takaakik.com/mt/mt-tb.cgi/65

コメントする

Related Posts Widget for Blogs by LinkWithin